このところ相次ぐ、若者の面白がった迷惑行為と、ネットへの投稿について書こうかと思っていたところに、読者の清水肇さんからタイミングよく寄稿がありましたので、私のコメントを合わせて掲載します。
最近の目立ちたがり屋の若者を見て、「親」の役割も考えなければいけない、社 会の制裁が必要な気がします。
コンビニの冷蔵庫で寝そべった写真を投稿し、店は休業どころか閉店にまで追い 込まれたという話も聞きました。
しかも、この手の話が連鎖反応で、、、。
テレビでは、モザイクの画像を使って報道する。(そもそも、目立ちたがった話 に対して、なぜ報道は人権を尊重してモザイクなのか。その時点では犯罪者の断
定されないことだからでしょうか、疑問ですね)
若者が目立ちたがることは有るとしても、「他人に迷惑を掛けてはいけない」と 言うことは家を中心に親のしつけ、義務教育、幼児教育として教え、叩きこまな
ければいけないことではないかと。
同感ですね。
私はあまり細かいことまで規制したり道徳教育を行うことに対しては反対ですが、人として犯してはならない最低限のことは教え込む必要があると、学生時代から思っていました。
例えば「モーゼの十戒」や中国革命期の中国人民解放軍の「三大規律・八項注意」のようなものです。
モーゼの十戒では次のように定めています。
1.汝、父母を敬え
2.汝、殺すなかれ
3.汝、姦淫するなかれ
4.汝、盗むなかれ
5.汝、偽証するなかれ
6.汝、隣人のものを欲するなかれ
(1〜4は神との関係に関することなので、ここでは省略)
中国人民解放軍の「三大規律」
1.一切の行動は指揮に従う
2.大衆のものは針一本、糸一筋も取らない
3.一切の分捕品は公のものとする
「八項注意」
1.言葉遣いは穏やかに
2.売り買いは公正に
3.借りたものは返す
4.壊したものは弁償する
5.人を殴ったり、罵ったりしない
6.農作物を荒らさない
7.婦人をからかわない
8.捕虜を虐待しない
いずれも基本的な(基本的すぎる)ことです。
でも、この基本的なことが守られていないのが今の現状です。
こうしたことはどうも日本特有なことではなく、世界同時多発的に起きているようです。
「100匹目の猿」現象なのか、それともインターネットというツールにより世界(主としてアメリカ)で起きていることの模倣からなのか。
恐らく後者だろうと思いますが、「100匹目の猿」現象もプラスしているかも分かりません。
(2)に続く
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