頼みの綱は医学の進歩だが、実はこれがあまり頼みにならない。進歩しているのは間違いないのだろうが、歩みはそう速くはない。
　１つは常に対症療法で原因解明にはなかなか至っていない。ガンの発症メカニズムにしてからが未だよく分かってない。現在の治療はガン化した細胞を切り取り転移を防ぐ治療から大して進んでいない。細胞のガン化を防ぐ方法が分かれば、ガンは死に至る病でも怖い病気でもなくなるが、未だそこに至ってない。
　COVID-19にしても同じで、現在開発されているワクチンは感染を防ぐものではなく、感染しても重症化を防ぐ確率が高いとされているものに過ぎない。ウイルスそのものに対する研究と解明はまだ進んでいないのだ。
　ウイルスの正体が分かれば変異するメカニズムも分かるし、対症療法ももっと楽になりそうだがそのあたりの研究は進んでいるのか進んでいないのか。

　それにしても、なぜ認知症（アルツハイマー症を含む）になるのか。なる人とならない人はどこが違うのか。認知症にならないためにはどうすればいいのか−−。
　１つ効果がありそうだと言われていることは文字の手書きである。とすればデジタル化は逆に脳細胞の死滅を促進していることになる。
　だが、手書き文章ではFAXでしか送れないし、後程ホームページにもアップできない。やはりデジタル化しなければ再利用ができない。それで随分前（20年以上）から手書き文章のデジタル変換ツールを探し求めてきたし、いくつかは購入し、実際に使ってもみた。
　しかし、いずれもが実用レベルには程遠く、買うだけでムダに終わった。今もそうしたツールを探し求めているが、見つかった頃には「記憶に御座いません」と言っているかもしれない。

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