栗野的視点(No.717) 2020年12月10日
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25,080円、ついポチッとしたレノボのクロームブック
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消費者を購買行動に駆り立てるのは商品を眼前に見せることなのは今も昔も変わりない。どんなにいい商品でも、その姿形も見ずに買う人は数少ないだろう。それを打ち破ったのが通販だが、タイムリー性という意味では少し欠ける点もある。
ところがインターネットの普及で情報が向こうから勝手にやって来る時代になった。これが便利だったり、うるさかったりするわけだが、今朝、たまたま目にした情報に釣られて、ついポチッと押してしまった。
買ったのはレノボのChromebook(IdeaPad Duet Chromebook)。クロームブックというのはグーグルのChrome OSで動くノートパソコン(以下ノートPC)のことでマイクロソフトのWindowsのようなものだが、Windows用ソフトはChrome OSでは動かない。そのためWindowsパソコンと同じようには使えないが、インターネットを見たりする分には普通に使える。簡単に言うとスマートフォンやグーグルタブレットと同じような使い方ができるPCである。PCというからにはキーボードが付いている。しかも取り外しができる。外せば10.1インチ画面のタブレットとして使える。
実は同サイズのタブレットは持っているのだが、購入後数年たち、最近動きがとても重くなった上に頻繁にエラーが出るようになった。不要なアプリを削除したり、キャッシュを削って軽くしたりしているが一向に効果がなく、このところお蔵入り状態だった。
それが先頃、ブラックフライデー&サイバーマンデーセールをアマゾンが行い、レノボの同機種を9,900円オフ(クーポン適用)で売り出した。それまでの39,800円が29,900円(税込み)で買えるわけだから十分射程距離内。ネットでも「即完間違いなし」などと煽られていた。
以前からChromebookに興味があったこともあり、ピクッと触手が動いた。だがポチッとは押さなかった。根が慎重居士だから何度も見直し、買わなくてもいい理由を考え、日にちを置いて考え、それでも買いたくなれば買う。当然、その間に売り切れることはある。その時は元々縁がなかったと思い諦める。できることなら品切れになっていてくれ、と思ったりする。そうすれば買わなくて済むからだ。
それなのになぜ今回は衝動買いをしたのか。まあ言ってしまえば縁と価格だ。いままで散々検討してきたから商品について今更調べる必要はない。アマゾンの時に見送った理由の一つはストレージ(PCで言うハードディスクみたいな記録媒体)が64GBというアマゾン仕様だったためで、今回のはストレージ128GBでメモリ4GB。
購入価格は9,900円オフクーポンを使って25,080円。買ったのはビックカメラのサイト。同社が「Chromebookフェア」を実施しており、期間は1月15日まで。
アマゾンのサイバーマンデーセールより安く買えたし、ストレージもアマゾン仕様の64GBより、はるかに多い128GB。さらにビックカメラはポイントも付くから実質22,000円台で買えたことになる。
今ビックカメラのサイトを見たら、レノボのIdeaPad Duet Chromebookはサイト画面に表示されなかったから、すでに売り切れたのかも分からない。
ただし、フェア期間中(1月15日まで)に追加入荷があることは充分考えられるので、興味がある方は時々ビックカメラのサイトをチェックしているといいだろう。
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