Chromebookに欠けているキー
タブレットとChromebookはなにが違うのか。早い話、Chromebookはキーボードを使いPCとして操作することが前提になっている。そう、タッチ操作よりキーボード部を使ってマウスを動かしたりして操作する方がやりやすいのだ。
これは私の個人的感想になるがタッチ操作だけでやっていると画面の切り替えなどで随分迷うことが多いし、うまく操作できない。ところがキーボード部のマウスを動かして操作すれば画面の切り替えもPCと同じようにスムーズにできる。
イマイチと感じる部分はキーの配列がWindowsPCと若干違う点。一番困ったのは「Back space」キーはあるが「Delete」キーがないところ。これは人によって違うかもしれないが、私は文字削除の場合、「Back space」キーより「Delete」キーを使うことの方が多い。できれば両方のキーが欲しい。
さらに「Fn」キーとファンクションキーがない。文章を書く時に「Fn」キーは多用するので、このキーがないと作業効率は随分落ちる。
例えば「Fn」+「←」=行頭、「Fn」+「→」=行の最後
「Fn」+「F9」=カタカナ変換、「Fn」+「F8」=半角変換、「Fn」+「F9」=英文字変換、という具合に。
これらはネット閲覧中心で文章入力をそれほど利用しない人にはあまり関係ないだろうが。
メールはWebmailしか使えない
スマホやPCを使っている人で一番困るのがメールの送受信かもしれない。ドコモやauのキャリアメールは使えないし、PCで使っているメールソフトも使えない。使えるのはWebメールのみだ。Webメールならgmailの他にOutlookも使える。
それではケータイ会社固有のキャリアメールやPCのメールソフトに届いたメールを見る方法がないのかといえば、方法はある。
私は「@liaison-q.com」のアドレス宛に届いたメールをgmailに転送して受けるようにしているため、いちいちPCを開いてメールソフトで確認しなくても、外出中であってもスマホやタブレットにメールが転送されてくる。ただ、転送メールだから時間に若干のズレが生じることがあるのは仕方ない。
gmailへの転送はキャリアメール、PCのメールソフト側、あるいはgmailの側でも設定できる。
レノボの「IdeaPad Duet Chromebook」の利点は液晶部分とキーボード部分が外れるため、単体のタブレットとしても使えるし、キーボード部分はそのままカバーケースになるから別途ケースを用意する必要はない。
以上の点から買い得だったというのが結論。ただし元々の価格4万円台だったら買わなかったと思うが。
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