5.SIMフリースマホとケータイのセット
公衆無線LANの長所は無料で利用できることだが、場所や接続時間の制約というデメリットもある。それが我慢できない人はケータイとSIMフリースマホの2台持ちがベストだろう。
SIMフリーが出始めの頃は利用できる容量が少なかったり速度が遅かったりと色々問題もあったが、今年に入りSIMフリーの取り扱い各社が飛躍的に容量アップを図っているので、1,000円/月以下の利用料でも容量不足で困ることはないはず。
私の場合は以前紹介したデュアルSIMスマホにケータイSIM(使い放題2,200円)とデータ通信専用のSIMフリーを差して使用している。
デュアルSIMフリースマホを使う利点は同じSIMをスマホに差したり、ケータイに差し替えたりして使えること。もちろんケータイとスマホの2台持ちというスタイルもOKだ。実際、私自身、必要に応じて自由に組み合わせを替えて使っている。
ただ5インチサイズのスマホはシャツの胸ポケットに入れるには少し大きく、ストラップを付けていないと、しゃがんだ拍子によく落とすし、片手での操作もしにくい。というかほとんどできない。持ちやすさの点では4.5インチがベストではないだろうか。6インチサイズのスマホを買うならいっそ7インチタブレットにするという選択肢もある。
デュアルSIMスマホのメリットは以前にも書いた(No.498:2台持ちよりコスパがいいデュアルSIMフリースマホ)が、デメリットは3G回線で、速度が速いLTE回線が使えないこと。といっても3G回線はついこの間まで速い回線速度と言われていたもので、よほどのヘビーユーザー、動画中心ユーザーでない限り速度に不満を感じることはないだろう。
6.種類が増えてきたSIMフリースマホ
それでもLTE回線の方がいい、ハードは安心できるものがいいという人は少し高価になるが3万円台以上のスマホを買えばいいし、イオンのスマホという選択肢もある。
ただし、国産メーカー品はソニー製ぐらいしかなく、アップルのほかは中国製が大半。それに韓国製が続くぐらいだが、恐らく今後、スマホは中国製っで占められることになる。中国製の性能、品質、デザインアップは著しく、安い代わりに少し性能、品質が落ちるというのは過去の話になりつつある。
さて、私はいまデュアルSIMスマホをどのように使っているかといえば、メーンの使い方はケータイ。そう、従来通りケータイに戻し、デュアルSIMフリースマホの出番は減っているのだ。
理由はスマホの電池の持ちが異常に悪いことと、ポケット等の中で勝手に誤発信するから。特に夏場は薄着のためか、発汗が影響するのか、誤発信防止用のアプリを入れているが、それでも耳など体の一部がスマホアプリに触れて通話が勝手に切れたり、勝手に電話をかけたりする。
そんなわけで最近は再びSIMをケータイに戻しての使い方がメーンで、スマホを持ち出すのは遠方外出時ぐらい。なぜかって? PCの住所録がそのままスマホ・タブレットで使えるからだ。
ところでauのフィーチャーフォン型スマホは流行るだろうか。通話料がケータイ並なら興味はあるが、通話料はスマホと同じで高い割に画面サイズが小さいでは。auはスマホとケータイのいいとこ取りと言っているようだが、私には逆のように感じられ、中途半端に映るが。
7.ケータイ、Windowsタブレットのセット
個人的に最も関心があるのはWindowsタブレット。Androidの不満はPCで使っているWindowsソフトの利用ができないこと。元々Windows用PCを使っている人には関係ないだろうが、PCのソフト、データ財産が多くある人にはやはりWindowsソフトが使える方がいい。
Windows10以降はAndroidのように自動アップデートにも対応するというし、ハードごとにWindowsを変えるのではなく、AndroidのようにPCでもタブレットでもスマホでも同じWindowsが使えるというから期待している。
ただし現段階ではWindows用タブレットはAndroid用タブレットより少し動きが重いようだから、今後その辺りがどこまで改善され、なおかつAndroidタブレットと同程度の価格帯で発売されるかだ。
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